2011年3月2日水曜日

頭上の月


月を無視して家に帰る

僕はセンチメンタルな振りをするのをやめて

僕は悲しみの根拠を通り越して

月を無視して家に帰る


それでも尚

心が何かを言いたそうにしてきたら

それこそ

本当に

言い放とうじゃないか




一路









8 件のコメント:

  1. りおのもと。2011年3月2日 1:54

    私はそれを聞きたそうにしています。

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  2. 月はなんだか 言わせたがりですものね

    吐き出してしまいたい感情が
    言葉のかたちを持つまでの
    あの居心地の悪さは
    自己消化不良による胸焼けかしら

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  3. なんでも話して。とは気安く言えない。
    でも、いつでもあなたの声に耳を傾けています。
    傾けたいです。うまく言えないけど。

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  4. ひとはみな いのちのなかに
    氷の不死鳥を飼っている
    けれど
    ありふれた人生を生きるわたしは
    その真実を
    体温を上げることで
    なかったことにして暮らしている

    創造を宿命づけられたひとが
    究極の苦悩と歓喜を知るのは きっと 
    氷の不死鳥を
    美しい姿のまま飼いつづけているから

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  5. それを聞きたいのがファンです

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  6. ぐみがーる2011年3月2日 16:32

    ここ最近の一路さんの詩、とってもいいなと思います。
    いつか・・・一冊にまとまったら、欲しいなあ。

    さて、私はすっかり元気になり、サカナの新譜を心待ちにしています。
    3月。さまざまなことが、ひとの心にさざ波を立てる一ヶ月ですね。
    どうぞ、此処で良ければ、いつでも言い放って下さい。
    溜めると体に悪いですよ。

    季節の変わり目、どうぞご自愛下さいね。

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  7. テレビの砂嵐のよう

    何か見えそうで
    見えない

    厚着した心の内

    いつか
    聴かせてほしい

    心が言いたそうにするならば


    その時まで

    待つのもセンチメンタルな振りなのか



    kie

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  8. 抹茶もみじ2011年3月5日 2:54

    ルーキー  今 見ました

    たくさんの感情があふれているのですが
     
    まずは
    このPVを夜のしじまに見ることができてよかった
    待ち焦がれる状態に拍車をかけてしまったけど*

    音楽になれます 山口さんなら  
    信じています 月と同じように。

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