2009年10月31日土曜日

名古屋芸術大学。


駿河台大学祭の時もそうでしたけど、

今日の名古屋芸術大学祭の実行委員の皆さんも、

素晴らしい若者達でした。


ライブでは、色々ハプニングはありましたが、

そのせいで、客席のみんなと繋がられた気がして、

とても素晴らしかったと思います。



若者達の為に、何かできることはないだろうか。

音と言葉の力で、

何か出来る事はないかと切実に切実に、

考えざるを得ません。


作曲頑張ります。





一路

2009年10月28日水曜日

bokuha



落っこちていた木の棒を拾い、


その皮を爪で剥がしてきれいにすると、


新緑の香りが残る瑞々しい部分が現れてきて、


それとなくそれに感動したりしているということは、


僕が既に、


枯渇した精神の砂漠で、


井戸を掘り続ける農夫になっているという事を、


示している気がしてやみません。




一路

2009年10月26日月曜日

美濃飛騨。


健全に生きたい。




僕がこのまま本物のゴミになり、

しかし、そのおかげで歌が書けるならば、

今の僕は躊躇せず、

ゴミになるのであります。



宇宙の果てでギラギラする、

オーロラで出来た線路のような儚いその「健全」という名の瞬間を、

ジョバンニのようにただ待つ僕は、

まるで、すでにもうゴミだ。





そんなこと解っているのであります。




一路















2009年10月25日日曜日

新しさ。


駿河台大学祭へ出演してまいりました。

久々に昔の曲をたくさん演奏できた刺激と、

学生達の未来へ進むエネルギーとに、

僕は完璧に刺激され、

感化されずにはいられません。


歌を書くという毎日の煮詰まったこの日常に、

僕はグッと向き合いますとも。


頑張ります。


実行委員のみなさん、ありがとう。

来てくれたみなさん、ありがとう。




一路



2009年10月16日金曜日

やかんと靴。


この間、やかんを探しに商店街へ行ったら、

珍しくファンの人に話しかけられて、

その人が僕の履いていたぼろぼろの靴を見て、

「素敵な靴ですね」と言ったのでした。



それだけで僕は、

良い歌が書けるような気がして、

家に帰ってから必死に言葉を手繰りましたが、

やっぱり、駄目でした。



僕の毎日は、お祭りの糸くじのようでありまして、

絡まり、団子になった日常の細い糸を、

必死にほぐしたり引っ張ったりしながら、

生きているのです。



その中で生まれてくる自分の音楽を、

自分で否定しなくてすむように、

誠実に生きて行きたい。



と、思って、つまり煮詰まっております。






明日からライブで新潟です。




一路














2009年10月11日日曜日

日本と韓国。


帰国しました。


韓国は、温かい人ばかりであります。

制作という自分との闘いで、

極めて閉鎖的になっていた僕の考え方は、

この韓国ライブで大きく変化しました。



現地のスタッフや、関係者の皆さん。

ありがとうございました。



僕は日本で頑張ります。




一路


2009年10月7日水曜日

いい音。


普段はいらない事が、

必要になるのはいつも夜の間で、

そんな不器用な僕の最終兵器が、

音楽だったのです。




それをふと思い出したのであります。









明日ライブの為、韓国へ旅立ちます。

野良猫どもが、無事に餌を自己調達できますように。






一路





2009年10月1日木曜日

不安の質量。


目にかかる前髪のような僕のこの不安の重さと、

誰かの何かしらの不安の重さとを、

天秤みたく、手に持って比較する事がもし出来たならば、


僕はきっと、

公平にその重さを、

計り切る自信がありません。


しかし、不安という現象の質量を、

浅はかに計ってみたくなっている僕は今、

餌に餓えた鯉と同じだ。


鯉と同じだ。



一路